カズレーザーと学ぶ ザクロとライ麦 長寿の鍵のサーチュインを活性化する食材について

長寿の鍵として注目されているのがサーチュイン遺伝子です。

(サーチュイン遺伝子)とは、全身性のアンチエイジングを実現するために重要な遺伝子です。抗老化・延命の実現が期待できることから「長寿遺伝子」とも呼ばれています。

「サーチュイン」とは、カロリー制限によって活性化されるタンパク質のことです。活性化した「サーチュイン」が老化した細胞に働きかけると、DNAが修復されて細胞を若々しくしてくれることが分かっています。

サーチュインを活性化させるのには、エラグ酸から作られるウロリチンが効果的であることが研究で解明されてきました。

エラグ酸がたくさん含まれるスーパーフードとして紹介されたのが「ザクロ」です。

ザクロにはブルーベリーの164倍、いちごの6倍含まれています。

ザクロの果実には、抗酸化作用および抗炎症作用を有する物質が含まれています。しかし、これまでに実施された限られた研究では、心疾患、高血圧、高コレステロール血症、がん、糖尿病などさまざまな症状・疾患の予防および治療に対するザクロの効果は示されませんでした。

また、サーチュインの機能を上昇させる物質として、アルキルレゾルシノールが解明されており、アルキルレゾルシノールが多く含まれているのがライ麦です。

ライ麦の全粒粉にたくさん含まれているので、全粒粉のライ麦パンを食べるのがおすすめ。